どうぶつの森

どうぶつの森で生活力を高めよう


どうも、 みなさんこんにちは。
今回は『どうぶつの森』について語りたいと思います。

任天堂から出ているゲームで64~Switch、DS、スマホアプリまで幅広くシリーズ化されている人気作品です。1作目はニンテンドー64ソフトで2001年に発売してます。
『どうぶつの森』『どうぶつの森+』『どうぶつの森e+』は追加要素の差があるだけでベースとなる部分は同じものになっています。
どうぶつたちが暮らす村にプレイヤーが移り住み、住人たちとの交流などを通してほのぼのとした生活を送ることができる箱庭&コミュニケーションゲームのような感じです。

ちなみに2020年3月20日にNintendo Switchから『あつまれ どうぶつの森』が発売されるようです。楽しみですね。


どうぶつの森との出会い

僕がどうぶつの森と出会ったのは小6の頃にゲームキューブ版の『どうぶつの森+』を友人のピーヤマが家に遊びにきたとき持ってきてたのを覚えています。パッケージを見る限り面白そうと直感してしまったのを覚えています。
うちの家庭は正月と誕生日以外はゲームとかおもちゃとか買ってもらえなかったので、このゲームを正月のお年玉で買いました。
ちなみにこの「+」ですが続編や別シリーズというわけでなく、システムは無印版とほぼ一緒ですが、様々なプラス要素が付加されているようです。詳しくはwikiとかで調べて下さい。
ゲームを始めるや否や、たぬきち商店には福袋しか売ってなくて作業着が手に入れられず、村役場へ行くと初詣で住民たちは初めましての挨拶の前にイベントの台詞しか喋らず、今思うと特異なスタートでした。

ゲームシステム

この手の操作感のゲームは敵を倒して次の町へといった感じで旅をしたり新天地を開拓したりしがちですが、どうぶつの森は村に住み続けるというゲームになっています。
ゼロから生活がスタートし、どうぶつたちと交流し物を売ったり交換したり寄贈したりする成り上がりライフです。なぜゲームではお金持ちになれるのに現実はこう上手くいかないのかと、ここ最近はしばしば思うことがあります。

村づくり

基本的に村はあまり良いと言える状態ではないところからスタートします。ただ、決して最悪というわけでもありません。
スコップを使って苗木を植えて木を育てたり、果物を植えて果物の木を育てたり、花を植えて色鮮やかにしたり、自然豊かな自分だけの村が出来上がります。
ちなみに村の地形は完全にランダムで生成され、恐らく同じ地形はないのではないかと思います。僕の妹が村の地形ガチャをずっとしてたのを覚えてます。笑
村の環境が良くなると確か金の斧が貰えます。結構シビアでやり込み要素の1つですね。
メモリーカードを2枚挿せば、片方の村へ遊びに行くことができました。これもなかなか当時として画期的で、他人の村がすごく新鮮に感じましたね。価値観は人それぞれです。

手紙

どうぶつたちや一緒の村に住んでる別のプレイヤーに手紙を書けるのですが、これが当時にしてはなかなか斬新だった気がします。
文字入力もこのゲームならではの方法となっており、最初は取っ付きにくいですが、慣れると手が勝手に動くレベルで文字を打ち込んでいけます。ただ、確実にPCのキーボードが最高効率でキーボード発明した人すげえって感じを改めて思い知らされます。
手紙だけでなく、村の掲示板にメッセージを自由に書けたりも出来ますし、そのことに関して村の住民であるどうぶつたちはリアクションをしてくれます。
良い手紙を書くとめちゃくちゃ大切に持っていてくれたりしてて、プレイし始めたばかりの頃の手紙を持ってたりしてて結構じーんとくることもありました。笑
訳の分からない手紙を書いても同様にいつまでも持ってる場合があり永遠と晒されるリスクもあってそこもまた面白いです。

コレクション要素

どうふつの森では釣りと虫取りと化石発掘ができ、釣れる魚を全種類コンプリートすると金の釣竿、虫を全種類コンプリートすると金の虫網が貰えます。
虫や魚は季節や天候や時間帯によって生息が違うので、正直これはかなり大変です。僕は釣りはコンプリート出来ましたが、虫はオニヤンマだけが捕まえられませんでした。
なによりも小6だった僕の脳に魚の情報と虫の情報がたくさん入ってくるのが遊びながらの勉強になりました。スズキという魚なんて知りませんでしたし、シーラカンスやピラルクもどうぶつの森で学びました。平和でほのぼのした世界のゲームでは知識も増えるなんて良いことづくめですね。
ちなみに小2の頃は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で漢字を学びました。
化石も1日2、3箇所くらい村のどこかに埋まっていて、手紙で鑑定士みたいなやつに出すと翌日に鑑定された化石が帰ってきます。博物館に寄贈することができ、博物館が完成していき、よその村からの観光客(NPC)も増えてきます。

お金

このゲームではお金が存在します。通貨はベルと言い、家のローンの返済や家具や服などを買うのに必要となります。
虫や魚や化石をたぬきち商店で売ることができ、モノによってはめちゃくちゃ高く売れて良いお金稼ぎになります。外来種の果物だとより高く売ることができ、村にたくさん植えておけば良い固定給となります。僕の父親がそれを見て「果物売るだけでお金稼げるのかよww」と笑ってました。今思うと素晴らしい世界ですねこれ。
ちなみに外来種の果物とは、自分の村では最初から実ってる果物があり、それ以外の果物が外来種になります。僕が初見でプレイした時はリンゴが実ってました。外来種の入手法は、超たまに村人がくれたり、他のプレイヤーの村へ行ったりして手に入れる感じです。

村へ引っ越してきたばかりの頃は、1階建の小さな家なのですが、ローンを返済すると増築することが可能です。しかしまたローンの返済が待ってます。これを繰り返すことで家がどんどん大きくなっていき最終的には2階建の地下室ありという大きさになります。
僕も現実世界でこんな大きい家に住んでみたいですね。果物拾って魚釣りまくって売り捌けばいけますかね?
ちなみにたぬきち商店も買い物した合計金額によってスーパーやデパートに進化していきます。
全て完全に家のローンを返済するのに結構莫大な金額がかかるのですが、返済し終えると村の駅前に自キャラの銅像が立ちます。ここまでやり込む人はなかなかいなかったと思います。

出会いと別れ

ゲームを始めると自身は引っ越してきたという体でゲームが動いていくのですが、初期から村に住んでいる住民と、後から引っ越してくる住民がいます。
どうぶつ(NPC)の種類はたぶん100匹くらいいるんじゃないんでしょうか。どのどうぶつが村に最初から住んでいて、どのどうぶつが引っ越してくるかは完全にランダムとなります。
そして村の土地も限られているので、無限にどうぶつたちが引っ越してくることはできません。村に住んでる住民は引っ越しして旅立つこともあります。ただ、これをランダム要素にしてしまうとあまりに残酷なのでプレイヤーが引き留めることが可能です。
仲の良いどうぶつやお気に入りのどうぶつには引っ越してほしくないですよね。
僕が当時お気に入りだったのは、初見プレイで最初から村にいた「はちまき」と「シドニー」です。もう思い入れが深すぎて今でもたまに会いたくなります。ワンピースで言うゾロとナミみたいなそれくらい初期メンかつコアメンバーみたいな。初見のデータは兄妹喧嘩して消されたか何かでもう残ってないので彼らとは二度と会えませんが…。
ちなみに他プレイヤーの村へ遊びにいくと、引き抜きが可能です。しかし何故か自分の村のどうぶつもそっちの村へ引っ越したいとか言い出すこともあります。

ずる賢くなって

タイムリープ

このゲームは最初に時刻設定をしておき、現実世界と合わせておけば、まさにその通りに季節も昼夜もシンクロします。
僕は結構長い間このどうぶつの森の世界でほぼ時間通りに遊んでたのですが、「あれ、これ時間ずらせるけどクリスマスとか正月に戻れるんじゃね?」と思ったが最後、もうそういうプレイで色々な家具とかアイテムとか季節限定の魚や虫をタイムリープして手に入れていきます。
ただ、時間を進めると雑草がめちゃくちゃ大量に生えるので、除草するのもリアルに手間がかかります。幽霊のゆうたろうみたいなキャラに依頼すれば全部抜いてくれたりもします。村のどうぶつたちにも「50カ月ぶりだね!?今までどこに行ってたの??」とか言われたりするのもザラです。

あいことば

ゲームの隠し要素として「あいことば」なるものが存在していました。
僕も知ったのはこのゲームをプレイし始めてだいぶ経ってからだと思います。
宛先となる住民は誰でも良いのですが、特定の文字列を便箋に書き手紙を送るとアイテムがもらえたります。
ちなみにその文字列によってなんのアイテムが貰えるかは決まってたりするものもあり、季節限定アイテムや普通にプレイしてたら入手できないようなアイテムもこの「あいことば」で手に入ります。
ちなみに最初はどうぶつの森の「あいことば」が書かれてるトレーディングカードみたいなものが任天堂から販売されるようになり、それを買って「あいことば」をゲーム内で送ってアイテムを手に入れるみたいな感じだったのですが、そのカードで手に入れられるアイテムがわりとしょぼいものが多かったです。僕も親に買ってもらってました。
ほんの少しの月日を経て我が家にインターネットがやってくるのですが、これが恐らく純粋にゲームを閉塞的なローカル環境でプレイしたのが最後になりました。
「○○○○(ゲームタイトル) 裏技」みたいに検索すると、大体ワザップというサイトに行き着くのですが、なんとそこに全てのアイテムに対応した「あいことば」が一覧化されていたのです。
それを見た僕はもう全部メモってゲーム内で激レアアイテムを入手して完全に勝ち誇っていました。
ただ、気付いたことは、純粋に初めてプレイして小さなことからこつこつと積み上げていって、村の住民のどうぶつたちともコミュニケーションをとって一緒に成長していくあの頃が一番楽しかったと今でもあの頃でも思います。
小学6年生の僕と共に暮らしてくれたどうぶつたち、ありがとう。。。


余談

ファミコン

ゲームキューブ版には、家具に「ファミコン」があります。
ただ飾っておくだけのインテリアアイテムではなく、なんと普通にプレイできるのです。『スーパーマリオブラザーズ 』や『バルーンファイト』や『ゼルダの伝説』など、普通に遊べちゃいます。
ちなみにコントローラ2つあれば、このファミコン内での対戦も可能です。
僕が特にハマっていたのは『パンチアウト』と『ベースボール』です。
『ベースボール』は超スローボールとか投げられる裏技とかがあって、ただひたすら魔球で無双しまくるってのをやっていた記憶があります。

BGM

どうぶつの森ではフィールドBGMがそれぞれ時間帯によって変わります。
つまり1日は24時間あるので、BGMも24パターンあります。(店の中や雨の日だとBGMは固定です)
よく聞いてた時間帯は10時や14時や17時が耳に馴染んでいます。
当時プレイしていた僕は小学6年生で20時には寝ていた真人間でしたのであまり夜のBGMは馴染みがありません。ただ、そんなに早く寝るもんだからめっちゃ早起きです。休日とか午前7時からとか普通に活動してたと思います。
ちなみにこのゲームは時間表記を24時間表記かAMPM表記かに出来るのですが、僕は設定の変え方を後から知ったのでずっと24時間表記でプレイしてました。
15時とか17時とか「え?何時!?」って感じでしたが、このゲームのおかげで24時間表記の時間にも順応できる頭が出来上がったと言って良いでしょう。

ちなみに3DS版の『とびだせどうぶつの森』の17時のBGMは、『どうぶつの森+』の17時のBGMのアレンジ版なんです。3DS版の『 とびだせどうぶつの森 』もプレイしてたのですが、最初聴いた時めちゃくちゃ懐かしかったです。。
とび森17時:https://youtu.be/M4KVQGxtIhk
どう森17時:https://youtu.be/bq3QMoIINmY?t=500

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