【いま熱い】原神が想像以上に面白いです


どうも、みなさまこんにちは。
今回は『原神』を紹介していきたいと思います。

原神(げんしん、英: Genshin Impact)とは、
中国のゲーム会社、miHoYoによって開発および運営される
オンラインゲームです。

2020年9月28日より全世界同時にサービスを開始され、
1周年を迎えたばかりでとても勢いのあるゲームです。
私はつい1ヶ月前に始めた新参で知識もまだありませんが、
もう既に毎日欠かさずプレイするほどにハマってしまっています。

そんな原神の魅力について個人的な観点を中心に、
紹介していきたいと思います!

※ネタバレ有ります

どんなゲームなのか

原神は基本プレイ無料のオープンワールド型アクションRPGです。
PC(Windows)、スマートフォン(iOS / Android)、PlayStation 4、5
のプラットフォームでプレイ可能です。

オンラインゲームという体裁をとっていますが、
1つのサーバーに全員がアクセスしてプレイヤーが集まる感じの
MMORPGのようなイメージではなく、
最大4人でマルチプレイが可能で、
その人の世界にお邪魔したり招待したりして遊ぶような
そんな感じのオンラインです。

初期の開発費とマーケティング費用の合計は100億円に登るようで、
400人の開発者とスタッフによって3年半かけて作られたそうです。
確かに私も去年とかまだ興味ない時期に山手線に乗る時とかに
やたらと車内の広告で見かけていた記憶があります。

そんな広告の効果のおかげで何となく認知はしていましたが
今の今までプレイしていなかったのに
突如としてプレイするようになったきっかけは、
FF14の仲間内の通話でプレイしている方達がいたのですが、
そのプレイ配信を見てたら「ア、面白そう」と興味を持ちました。

実際にプレイしてみて、本当に普通にちゃんとゲームで
しかもフィールドマップもしっかり作り込まれていて
そこに干渉できる操作キャラクターの動作も不自然さがなく
しっかりアクションゲームなのです。

ゼルダの伝説BotWのパクリとか言われていますが、
ぶっちゃけそこの面白さ超えてる気がします。
街とかキャラとかフィールドとかストーリーの濃さとか
全てを上回ってしまっていると言ったら、
ゼルダファンに怒られてしまいそうな気がしますが、
どうしてもBotWはアクションとフィールドに特化したような
いやフィールドと言っても街がほぼ無いんですけど、
そんな野生に還れる部分に特化したような作品でしたが、
この原神に関しては全てのゲームの良いとこ取りをしていて
キャラクターの設定ひとつ取ってもしっかり緻密に作り込まれていて、
その都市や地域に根付いた文化や歴史の背景もとても深く作り込まれています。
それでいて妥協や誤魔化しを感じさせないアクション性。
100億円かけて開発した本気のゲームってのがよく分かります。

ゲームの起源とか辿れば全てがパクりになってしまいますし、
原神だけが非難されるようなことでもないと私は思います。

ちなみに余談ですがゼルダで一番好きな作品は、
トワイライトプリンセスです。最後普通に泣きました。
ムジュラとかもそうなんですけど、
ゼルダはアクションゲームでありながらも
人物にフォーカスさせた方が面白いと思います。
それを叶えたゲームが原神なのだと思いました。

キャラクター

この原神の魅力のひとつとして、
キャラクター“が挙げられます。
この作品の物語に登場するキャラクターでもあり、
自身が操作して育成できるキャラクターでもあり、
人気キャラにはファンが非常に多く根付いていたりもします。
男性にも女性にも刺さるようなキャラデザが素晴らしいですね。
見た目だけでなく各キャラのバックストリー的な部分も
きちんと設定がしっかりと描かれユーザーを魅了します。

キャラにもレア度みたいなランクが存在し、
☆4キャラ☆5キャラが存在するのですが、
人気あるキャラは大体☆5キャラです。
そして性能も良いです。

しかし人気キャラを手に入れるには、
いくらか課金する必要があります。
そもそもプレイ自体は無料ゲーなのですが、
限定☆5キャラを入手するのに相当な回数のガチャを引く必要があり、
無課金でもやれるっちゃやれますが、
☆5キャラをたくさん手に入れたり、
凸効果でキャラを強くしたりするなどの
アドバンテージを得るのは無料では難しそうです。

ただ、キャラを入手すると、
このゲームの世界でそのキャラを操作することができ、
そしてそのキャラ固有のスキルなどの特性が存在し、
☆5キャラは大体どれも個性的でかつ強いスキルが豊富です。
☆5キャラを持ってないとゲーム攻略できないような、
ゲーム設定ではありませんが、あったらあったで
非常に便利ではありますし、キャラ自体に愛着が湧いていれば
なおのことヨシですね。

フィールド探索

オープンワールドなので、
探索も自由度が物凄くあります。
探索するのが好きな人にとっては最高だと思います。
まだ3つの国しか実装されていないのですが、
広大なフィールドとなっており、
BGMと景色の良さが相まって延々と探索できます。
個人的に璃月というエリアが特に好きです。

よくBotWやGTA5やゴーストオブツシマと比較されますが、
全く引けを取らないほどにオープンワールドです。
むしろ都市や集落がありつつなので、
相当な気合いの入ったフィールドMAPだと思います。
街へのアクセスもシームレスに移動できます。

モンド
璃月
稲妻

後述でも紹介しますが、
テイワット大陸という舞台に七つの大きな国が存在しており、
2021年10月時点では3つの国がゲーム内に実装されています。

上記画像のように探索度も数値化されており、
より自身の冒険ランクを伸ばすためには
この小さな積み重ねが大きく響いてきたりもしますし、
何よりもやり込み要素のひとつとなっています。

バトル

原神のあなどってはいなけい部分がバトルシステムです。
アクションRPGでありながらバトルもしっかりと
作り込まれたものになっております。

元素というシステムがあるのですが、
ファンタジー的な用語で言えば属性
ポケモン的な用語で言えばタイプ
みたいなやつです。
使えるキャラはどれか必ず1つ元素を持っています。

元素の相性は上記の画像のような感じになっており、
ポケモンの知識があれば何となく感覚で分かります。
(※ただし岩元素は水に弱く雷に強くはありません)

敵に与えるダメージだったり、
自分が敵から受けるダメージなども
元素反応によってダメージ倍率が変わったり、
特殊なデバフを貰うこともあります。

例えば水元素のキャラを使っていて、
氷元素の攻撃を受けると凍ってしまったり。
炎元素のキャラを使っていて、
雷元素の攻撃を受けるとめちゃ吹っ飛びます。

そしてキャラクターが持つ元素は固有のものとなっており、
付け替えしたりすることは出来ません。
ただ、フィールドに出せるキャラは1人ですが、
戦闘中に瞬時にキャラチェンジが出来ますので
自身の手持ちキャラからPTを4人まで編成して
良い元素共鳴をし合うメンツで戦えば、
戦況を有利に運んでいくことが可能です。

元素だけでなく、
各々のキャラクターたちにも
そのキャラにしかない個性的な特性があったりするので、
他キャラとの兼ね合いや相性だったり装備の組み合わせだったりと
戦略・戦術はけっこう自由度が高く色々とユーザーの間で研究もされ、
バトルに関してはアップデートの度にキャラの評価が上下します。

ストーリー・世界観

原神の魅力はストーリーにもあります。
緻密に練り込まれた設定や伏線が数多く存在し、
様々な人物相関や世界設定が反響し合って
ひとつの大きな作品に仕上がっています。
私も初めて1ヶ月くらいなのでそこまで詳しく深掘りしていませんが、
メインとなるストーリーに関しては抑えていると思います。

ちなみにその国には七神と呼ばれる神が1人
その土地を治めていたり見守っていたりしています。

モンド ()

“テイワット大陸の北東部に位置する自由の城。
山々と平原の合間から蒲公英の息吹を引き連れた自由の風が吹き、シードル湖を撫でる。
そして、風神バルバトスの祝福と恵みが、湖の中心——モンドへと届けられる。”


風神バルバトスが切り開いた、流浪の民族を祖に持つ国。
自由を信条とするバルバトスの意向により、王が存在しません。
基本的に草原・渓谷・湖などと
ファンタジー感あふれる立地となっており、
文化的なモチーフもヨーロッパあたりだと思います。

モンド建国の歴史

璃月 ()

“テイワット大陸の東部に位置する豊かな港町。
そびえ立つ山と石林、広大な平原と生命力に満ちた河原が
璃月の富んだ地形を形成し、
四季折々の気候の下で多彩な姿を見せつける。
その山や石に囲まれた奇景の中に、
岩の魔神がどれだけの数の古き贈り物を隠し、
それらが人々に発掘されるのを待っているのだろうか?”


かつて栄えていた文明に魔神戦争の影響によって
帰離原と荻花洲が荒廃しそこに暮らす民たちを、
岩神モラクス(岩王帝君)が導き、
現在の璃月港へと移住し発展させました。

岩王帝君は統治する地域の地理を形成するだけでなく、
現在の帰離原の地域で他の神々と繰り広げられた
魔神戦争などの大規模な戦いで璃月を守ったそうです。

モチーフとなっているのは中国あたりで、
仙人が住んでそうな地形が多く景観がひときわ抜けてて、
そしてBGMの良さも相まって私は一番好きです。


璃月の歴史とこれから

稲妻 ()

“テイワット大陸の遥か東方に位置する、封鎖された群島。
絶え間ない雷雨を越え、楓と緋櫻が眷顧する列島に踏み入る。
そして島を囲む砂の堤、聳え立つ断崖、幽々たる森の中、
御建鳴神主尊大御所様が求める永遠を見届けよ。”


雷神バアルの統治する国で、モチーフは中近世の日本。
象徴となる言葉は「永遠」。
雷神を頂点とし、”天領奉行”九条家、”社奉行”神里家、”勘定奉行”柊家の
三奉行からなる稲妻幕府によって統治されています。

基本的に閉塞的なイメージと天気が悪かったりで、
暗い雰囲気があるのですが実際のところは、
古き良き日本の景色って感じで良いですし、
ストーリーを進めればそこに住む人らの
重んじてる文化とか人間性とかも見えてきます。
そしてけっこう切なくなるようなお話もあります。


稲妻の成り立ちと永遠

その他の国

草、水、炎、氷の国が存在し、
それぞれの国名がスメール、フォンテーヌ
ナタ、スネージナヤというようです。
(最初のPVみたいなので発表済み)
そして稲妻の国の次に実装されるのが、
草の国のスメールとの噂です。

璃月の物語が終わるとテイワットの成り立ちに関して
少し触れるようなストーリーに突入するのですが、
その時にカーンルイアという500年前に滅んでしまった国の話も出てきます。
文明が高度に発達しすぎたせいで、
天理の調停者という神様の頂点のような存在に
滅ぼされてしまったらしいのですが、
なんとその天理の調停者は現在は不在のようです。
(ゲーム内の説明に記述あり)

パイモンの正体について

パイモンに関しては最初から結構気になっていたのですが
当たり前のように“ガイド役”などという謳い文句で、
さも自然な感じにこの世界に馴染もうとしていますが、
どこに行ってもこんな空飛ぶ奇妙な生物は、
テイワットの世界には存在しない異質ということ。
そして何故かパイモンという存在に対しての反応も、
不思議に思う人々も少しはおりますが、
まるでドラえもんが普通に街を出歩いてるかのように
誰も気に留めないのです。

私の推測では天理の調停者は何らかの理由で滅び、
無垢の状態からまたスタートしていて、
それがパイモンだと思っています。
もしくは良心となる部分だけで形成されたのがパイモン。
パイモン自体も七神の元ネタであるソロモン72柱の悪魔に由来し、
立ち位置的に原神内の設定上は神様だと考えられそうです。

ただ、気がかりなのはパイモン自身が、
あまりに世界について知らないことが多く
主人公と同じ立場で初見のリアクションをするあたり、
演技をしているとは到底思えず、
新鮮な反応をしている部分を見たところ、
本当に純真で無垢な存在であることは分かります。
(最初は「黒幕じゃね?」て思いましたが…)
ただ、何かのトリガーをきっかけに、
記憶が戻ったり、自身の真の役目について悟ったり、
そんな展開が待っているのではないかなぁとか
個人的に勝手に想像しています。
そして何よりとても心優しく思いやりがある奴です。

ここらへんの世界の真実に関わってくるような部分に関しては、
同じmiHoYoが運営している崩壊3rdというゲームと、
密接な関連があるらしく、そこのストーリーに理解がある人は、
原神の世界観の成り立ちにもアドバンテージが得られるようです。

原神のストーリーは設定がとても緻密に練られており、
なんてことのない古代の遺跡とかが、
わりと何千年前のテイワットの伏線であったり
カーンルイアの導線だったりしていると思うので、
考察ガチ勢も考察し甲斐があると思います。

音楽・BGMが素晴らしい

このゲームの素晴らしい点の1つに、
音楽、BGMが最高に良いというのがあります。
個人の抱く感性の問題ではありますが、
少なくとも私は類を見ない良さだと思います。

まず”音楽”だけで感動することってのは、
中々難しいもので風景や映像が相まって、
より一層引き立つものがあります。
そんな原神くんはとても風景がよく、
そこの風土や歴史や人の思いってのが、
バックボーンとしてしっかり設定として明確になっているので、
より良い音楽と、より良い世界設定が相まって
素晴らしい連鎖反応を起こしてくれています。

そんな素敵なBGMを抜粋しました!
(公式のだと1曲で分けられていないので有志の動画になります。)

モンド

璃月

稲妻

まだ1周年ということ

なんとこの原神はまだ1周年しか経っていないということ。
もう何年もの間サービスを続けてきたわけでなく、
まだ1周年なのです。
これから実装されるコンテンツや展開は盛りだくさんあり、
そしてまだまだ新規の入る余地は全然あり、
(私も2021年9月8日に始めたばかり)
今からプレイしても何も問題なく楽しめます。

私の性格上とりあえず何でもかんでも色々と
顔を突っ込んでいくタイプではないので
どうしてもそのものの良さや本質に気が付くのは
かなり後からになってしまいがちなのですけど、
原神に関してももっと早くやっときゃ良かったなぁ
と思ってる次第です。

あと、個人的に原神やっててふと思うところは、
ネットゲーム系RPGの最終的な理想形って
オープンワールドでアクションRPGでMMOなのが
覇権を獲得できる最強のゲームなのかなと思いました。
(たぶん2021年時点ではまだこの世に存在していない)

今後の原神の展開や、
これからのオンラインゲーム界隈の未来を思うと
胸が躍ります。


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