どうも、みなさまこんにちは
今回は『フルーツバスケット』1st seasonの名言を紹介していきます。
フルーツバスケットとはなんぞやという方は、
こちらの記事で紹介していますので
是非ご覧ください。
どうも、みなさまこんばんは今回は『フルーツバスケット』について語りたいです。フルーツバスケットとは、高屋奈月先生による日本の漫画であり、少女漫画の金字塔ともいわれているほどに人気を博しており2007年に「もっとも売れている少女マンガ」とし[…]
2期まで見て、あらためて最初から見返してみると
初見ではなんとも思わなかった数々のセリフが
めちゃくちゃ泣けてくるようになるのです。
すべては意味があり繋がっていたのです。
すべて新アニメ版を耳で聞き取った準拠のセリフになっています!
原作と漢字が違ったり言い回しが少し違ったりしてもご容赦ください
1st seasonの名言
それではどうぞ!
1st Season
1話~5話
そんな重大な秘密を知ってしまったなら
本田透 (1st Season 2話)
仕方ないって思ってますから
だから、草摩くんたちが
一番安心する方法をとってください
忘れてしまうのは、やっぱり寂しいけど
でも我慢です!
記憶が消されちゃっても
またお友達になってくださいね
君は拳一つでテーブルを割ることができる
草摩紫呉 (1st Season 2話)
でも、その拳を寸止めすることだってできる
人と上手く関わっていくのも同じことだよ
他人と交わり、傷つけたり傷つけられたりしながら
人を学び己自身も学ばないと
本当に人を思いやれるような人間にはなれないよ
いつか君を好きだと言ってくれる子が現れたとき
大切にできるように
今は逃げずに修行を続けなさい
いや、いいんだ
草摩夾 (1st Season 2話)
用がなくても呼んだって
別に、目の前うろうろしてたっていいし
なんかむかついたら今みたいに殴ればいい
なんとなく、夾くんのがことが分かってきました
本田透 (1st Season 2話)
人より少し不器用で、根はきっと優しい人
ごめんなさいの気持ちを知ってる
素直な人
俺一人いなくたって
草摩夾 (1st Season 3話)
由希さえいれば事は上手く運ぶだろ
昔から頭は良いし 要領は良いし
人当たりも良い
まわりは自然にあいつの才能を認めて敬って
信頼するんだ
武術を始めたのだって俺が先なのに
今じゃあいつの方が強いし
むかつく…
俺だってなれるもんならなってみてえよ
そんなやつに
実家にいた頃は本家や慊人に監視された
草摩由希 (1st Season 3話)
檻の中にいるみたいだった
普通の人にかこまれた普通の生活の憧れた
だから共学の高校を受けて家を出たんだ
でも結局、檻から出られてない
同じ草摩の者の家にいるし
普通の人とも上手く付き合えない
深く踏み込まれないように一線を引いてる気がするんだ
でも夾は違う
人見知りが激しいけど
慣れれば逆に他人を寄せ付けるタイプだと思う
昔から
十二支の仲間になれなくても
自然体で普通の人と向き合える方が良いと俺は思う
そんな風に、俺もなりたかった
好かれたいから優しくしてるだけなんだよ
草摩由希 (1st Season 3話)
仲間に入れてほしいからお菓子をあげるのと同じさ
自分のために優しくしてるだけなんだ
偽善かもしれない
人は優しさをもって生まれてこないんだよって
本田透 (1st Season 3話)
生まれながらにもっているのは
食欲とか物欲とかそういう欲だけなんですって
優しさは体が成長するのと同じで
自分の中で育てていく心なんだって
だから、人によって優しさの形は違うんだって
マルだったりトンガリだったり
色々な形の優しさがあるのだと思うとワクワクしました!
例えば人の素敵というものがオニギリの梅ぼしのようなものだとしたら
本田透 (1st Season 3話)
その梅ぼしは背中についているかもしれません…
世界中の誰の背中にも
色々な形 色々な色や味の梅ぼしがついていて
でも背中についているせいで
せっかくの梅干しが見えないだけかもしれません
『自分には何もない。真っ白なお米だけ』
そんなことないのに
背中には ちゃんと梅干しがついているのに
誰かを羨ましいと思うのは
他人の梅干しなら
よく見えるからかもしれませんね
自分のことを思ってくれて
本田透 (1st Season 4話)
心配してくれる人がいるって
すごく幸せなことです
だって、もし遠く離れちゃったとしても
どこかで自分のことを考えてくれている人がいるなんて
とても心強いです
私は、あんなに人を好きになれるなんて
すごいなぁって思います
それに、結婚はやっぱり女の子最大の夢ですしね
当時なぜか、男子にいじわるされることが多くて
本田透 (1st Season 5話)
それもいじわるの一つだったのでしょう
目の前で繰り広げられる楽しそうなゲーム
おにぎりと呼ばれるのを待った私
ひたすら待った私
そう、昔から考えが足りない私なのです
初めから、おにぎりが仲間に入れるはずなかったですのに
お前らは人を愚弄することしか知らんのか
透の祖父 (1st Season 5話)
今日子さん、すまないねぇ
悪く思わないでおくれ
根が嫌なやつらなだけなんじゃ
それでも、わしにとっては大切な家族で
この家は大切な居場所だ
ちょっとくらい嫌なこと言われても我慢できる
でも、あんたは我慢して、
ここに居続けることはないんだよ
ただ、今日子さんに我慢は似合わんと思うだけだよ
透の祖父 (1st Season 5話)
今日子さんは両手を広げられる場所で暮らした方が
いきいきするって勝也も言っていたからねぇ
だから、この家はちと、今日子さんには不憫だ
もし、他に行きたいところがあるなら
行ってもいいんだよ
私が不憫なんて、罰が当たります
本田透 (1se Season 5話)
お母さんにいっぱい愛してもらって
素敵なお友達が二人もいてくれて
草摩くんたちに優しくしてもらえて
こうしてまた屋根のあるお宅にいさせてもらえて
感謝しなくてはいけないことばかりなのです
恵まれて いるのです
なのに
それなのに
帰りたい なんて
草摩くんたちの家から出たことを
こんなに寂しいと思うなんて
草摩くんや夾くんのこと
本田透 (1st Season 5話)
もっと知りたかった
一緒にごはんを食べたり
色々お話をしたかった
もっともっと 本当は
出ていきたくなかった
いたかった
草摩くんと夾くんと紫呉さんがいる家に
いたかったです
それはわがままですか
自分に甘い証拠ですか
わがまま 言っても良いんじゃねえの
草摩夾 (1st Season 5話)
毎日毎日言われると頭くるけどな
でもお前の場合 たまには弱音吐いたって
わがまま言ったって良いんだよ
めげたって 良いんだよ
6話~10話
透のやつ、ずいぶんこの家に馴染んでいるみたいだな
魚谷ありさ (1st Season 6話)
嬉しいけど あたしらに気を遣って黙ってたのも分かってるけど
でも、いざって時はぜってー力になるって誓ってあったんだ
オーバーに聞こえるかもしんねーけど
あたしらにとっては 透が初めてのダチだからさ…
救われたとことか結構あんだよね
だから今回、なんの力にもなれなかったのが悔しいよ
なんかさ
透ばっか苦労してて
あたしら頼りねえっつーか
友達甲斐がねえっつーか
ハリィはね、左の目がほとんど見えないんだよ
草摩紅葉 (1sr Season 7話)
ハリィは恋人がいたの
佳菜って言って、とっても良い人で
結婚の約束もしてたんだ
けど、慊人が怒った
すごく怒って、結婚は反対だった暴れて
ハリィの目に怪我させた
でも、ハリィは慊人を責めなかったよ
佳菜のほうが自分を責めてた
自分のせいでハリィの目がって責め続けて
とうとう心の病気になっちゃって
だから、ハリィは佳菜の記憶を消しちゃったんだ
ボロボロになっていく佳菜を見ていられなくて
二人、愛し合ってた時間を消しちゃったんだ
佳菜は出て行った
ハリィは泣いてた
でも、やっぱり慊人を責めなかったよ
それが呪いだから
ハリィはもう佳菜みたいな人を出したくないんだ
透には佳菜みたいに傷ついてほしくないんだよ
私、みなさんと出会えて良かったです
本田透 (1st Season 7話)
もし本当に何かに利用されて今の暮らしがあるのだとしたら
私はありがとうと言いたいです
関わらなければなんて後悔だけは絶対にしません
今の私がいるのは草摩くんたちのおかげ
彼女は俺にとって春だった
草摩はとり (1st Season 7話)
暗く閉ざされた檻の中で
いつのまにか冷え切った雪になっていたのが俺ならば
彼女は新鮮で鮮明な春だった
まるでそれが必然のように愛した
でもやっと理由が分かった
草摩佳菜 (1st Season 7話)
なんで抱きしめてくれないのかなって思ってたんだ
そうだよね 怖いよね 知られたくないよね
他人と距離を置いちゃうよね
好きな人なら尚更
でも、怖がらないで
私を拒絶しないで
私は、はとりと会えて嬉しい
はとりを好きになって幸せ
そばにいたいの
涙が出た
草摩はとり (1st Season 7話)
生まれて初めて何かを許されたような
救われたような気分だった
凍てつく雪が春の息吹で溶けていくように
涙が止まらなかった
これは 報い
草摩はとり (1st Season 7話)
傷付けようが泣かれようが
命令ならば仕方ないと記憶を剥奪してきた
その報い
まさか
一番大事な人の記憶を
一番大事な思い出を
この手で消すことになるなんて
謝るのは俺の方だ
守れなかったのも俺の方だ
ありがとう、佳菜
もう大丈夫だから
もう苦しむことはないから
神様
草摩はとり (1st Season 7話)
どうか彼女が今度こそ
幸せになれる誰かと出会えますよう
祈るから
俺は一生溶けない雪に囲まれて
死んでもかまわないから
どうか どうか
春になりますね
本田透 (1st Season 7話)
今はどんなに寒くても
春はまたやってくる、必ず
不思議ですね
じゃあ今年は本当に一人なのね
花島咲 (1st Season 8話)
今までお母さまと一緒に過ごしてきたお正月が
今年は一人きりなのね
一緒にいてあげるって私もありさも言ったけれど
家族といてあげてくださいって笑っていたわ
でも、透くんは?
紅白も、ゆく年くる年も、箱根駅伝も
お母様と一緒に見た思い出でいっぱいでしょうに
今年はどんな気持ちでそれを見るの
本当に、透くんはそれで平気なの?
本当にそれで、大丈夫なの?
俺の初恋は由希だから
草摩潑春 (1st Season 9話)
夾も好きだけど
由希は俺にとって特別なやつだから
ガキの頃は大嫌いだったけどな
───鼠だから
昔話であるだろ
ネズミは牛の背に乗り宴へってやつ
あれで無意識に敵視してた
それに牛は馬鹿で間抜けだから
そんな利用されるんだって
ガキの頃からまわりの大人に笑われてた
そんなある日だ
草摩潑春 (1st Season 9話)
由希とばったり会った
実はそれまで言葉を交わしたことがなかった
俺はブチッとキレて溜めてたもん全部ぶちまけてた
それ以来、キレる回数が減ったんだ
一番心に溜めていたもんを
由希が言わせてくれた
心の枷を外してくれた
驚いた 想像してた由希と全然違くて
そうなんだよな
俺も由希を 卑怯な鼠と決めつけてたんだ
あの日由希に会えて良かった
じゃなきゃ今も誤解したまま嫌ってた
それこそ、本当の馬鹿だ
何が言いたいんだよ
てめぇまで俺らを仲良し扱いしてんじゃねえだろうな
草摩夾 (1st Season 10話)
もっと知りあえたら?
ふざけんな!
俺は由希が嫌いなんだよ!
嫌いなままでいいんだよ!
なぜ、嫌うことが義務のような言い方をするのかな
草摩紫呉 (1st Season 10話)
まるで、知ること自体に怯えているような目で
大好きな人の夢を見た
草摩紫呉 (1st Season 10話)
そしたらもう、どうしようもなくなってしまった
夢見た朝を覚えてる?
草摩紫呉 (1st Season 10話)
僕も君もあーやも泣いた、あの朝
君たちにはそれがつらいものになってしまったけれど
僕は、僕の胸にはまだ残っている
愛しさ
しびれるように甘く悲しいあの熱情
「僕は…僕はそれを永遠のものにしたいね
確かな形で手に入れたい 必ず」
その誓いもまだこの胸にある
手に入れるためなら
多少の偽りも利用も問わない
たとえ、それが誰かを傷つける結果になっても
そんな自分が嫌になるときだってあるさ
草摩紫呉 (1st Season 10話)
特に、透くんを目の前にすると
本当に良い子だから
でも、僕には少し綺麗すぎるかな
思い知らされたりもする
僕が一番汚いんじゃないかって
歯でも骨でも持っていけば良い
草摩紫呉 (1st Season 10話)
大切なのはそんなものじゃない
手に入れてみせるさ
そのためなら、どんな偽りも利用も
あの日の夢を永遠にする
11話~15話
バカな旅人が 旅をしてるの
草摩紅葉 (1st Season 11話)
どうバカっていうとね
すぐ騙されちゃうの
町の人たちに騙されちゃうの
その度にお金や服や靴を騙し取られちゃうの
でも旅人はバカだから
これで助かりますって言う
町の人々の言う嘘にも
ぽろぽろぽろぽろ 涙を零すの
そして「お幸せに お幸せに」って言うの
で、とうとう素っ裸になっちゃって
流石に旅人も恥ずかしくて
森の中を旅することにするの
そしたら今度は森に住む魔物たちに出会うの
魔物たちは旅人の体を食べたくて
言葉巧みに騙していくの
もちろん旅人は騙されて
足を一本 腕を一本あげちゃうの
結局、旅人は頭だけになっちゃって
最後の一匹には目をあげたの
その魔物は、ばりばり目を食べながら
「ありがとう、お礼に贈り物をあげます」
って置いてくの
でも、それも嘘で
贈り物は「バカ」と書かれた紙きれ一枚
でも、旅人はぽろぽろ泣くの
「ありがとう ありがとう 初めての贈り物だ」
「嬉しい 嬉しい ありがとう ありがとう」
もう無い目からぽろぽろ ぽろぽろ涙を零すの
そして旅人は そのままぽっくり
死んでしまいましたとさ
クラスのみんなは笑ってた
草摩紅葉 (1st Season 11話)
くだらないって
でも僕は、目を閉じて考えてみた
騙されて 頭だけになって
ありがとうと泣いた旅人のことを
そして思ったんだ
ああ、なんて愛しいんだろうって
損とか苦労とか考えるだけ無駄だよ
旅人はそんなこと考えちゃいないもの
ただ、誰かにとってはそれはバカでも
僕にとってはバカじゃないだけ
誰かにとっては騙し甲斐のある人でも
僕は騙さないだけ
僕は本当に喜ばせてあげたいと思うだけ
由希は?夾は?
それでもやっぱりバカと思う?
目を閉じて 何を思う?
本田さん、知らなかったみたいだけど
草摩由希 (1st Season 11話)
紅葉は俺らの一つ下で
春とは同い年だよ
うるせえ
草摩潑春 (1st Season 12話)
お山の大将気取ってんなよクソ野郎
それじゃあ聞かせて頂くけどよ
ネクタイ締めてればカツアゲしねえのか?
ピアスしてなきゃいじめをしねえのか?
髪が黒けりゃ人殺さねえのかよ!?
ふーん
草摩慊人 (1st Season 12話)
女の子らしいし
優しそうだし
良い人みたいで良かったよ
なによりすごく可愛いしね
あいさつが遅れてごめんね
僕、けっこう人見知りするタイプで
怒ってない?
よかったぁ
じゃあ、改めて自己紹介
草摩の当主 慊人です
どうぞよろしく
欲しかったものがある
草摩由希 (1st Season 12話)
思い描いていたもの
抱きしめてくれる両親
帰りたいと願う家
みんなが笑っている場所
みんなが離れていかないような自分
あたたかい所
あたたかい人
あるんだ 本当に
あーやと僕、それとはとりは
草摩紫呉 (1st Season 13話)
同世代で小中高と一緒だったんだ
つまり三人揃って
真のマブダチトリオになるわけだね
由希が言わないのは当然だね
草摩綾女 (1st Season 13話)
僕らは見ての通り仲が悪い
いや、親しくないと言ったほうが正しいかな
十も歳が離れているし
由希は病気がちなこともあって
生まれた直後から隔離されていたようなものだし
僕は僕で 弟なんていたっけか
ぐらいの認識で
やりたい放題だった
そして気付いた時には
兄弟の間に深く険しい溝が出来ていた
不思議なことに
草摩綾女 (1st Season 13話)
歳を重ねていくと
子供の頃には分からなかったことが
分かってくるものなんだねぇ
あの時はああするべきだった
あの時はああ言うべきだった
そんな風にね
色々分かってくる
これは後悔というより
懺悔に近いかもしれない
懺悔して、子供だった頃の無知な自分を
なかったことにしたいのかもしれない
お母さんは言っていました
本田透 (1st Season 13話)
自分が親になって初めて
親の気持ちが理解できたって
だけど本当に理解しなくてはいけないのは
忘れてはいけないのは
子供の頃の自分だって
初めて逆上がりができた日や
初めてたくさん怒られた日のこと
子供の頃感じた気持ちをちゃんと忘れずにいれば
大人になっても 親になっても
理解し合える
100%は無理でも
歩み寄ることはできるって
あーやは昔から
草摩紫呉 (1st Season 13話)
はーさんの言う事だけはよく聞くんだよねぇ
憧れなんだって
自分にはなくて欲しいと思ってるものを
はーさんは持ってるから憧れて
大切にしたいんだって
昔まじめな顔して話してくれたことがあるよ
透くんって 君に少し似ていたよ
草摩綾女 (1st Season 13話)
人のことばかり一生懸命になったり
僕はそういうのに ほんと
弱いなぁ
どうして 言ってほしい言葉を
言ってくれるんだろう
敵わないよ
やっぱり とりさんには
でもママは、僕のこと知らないから
草摩紅葉 (1st Season 14話)
ママは僕を知らない
草摩紅葉 (1st Season 14話)
忘れちゃった
記憶隠蔽
ママは僕のこと草摩家の誰かの子供と思ってるの
物の怪に憑かれた子供は十月十日(とつきとおか)より
2ヶ月も早く生まれてくる
大好きな人と出会って
大好きな人と結婚して
大好きな人との間にできたこどもを産んで
そのこどもを抱いたら奇妙な動物の赤ちゃんになってしまうなんて
それって、お母さんにとって どれくらい絶望的なことなのかな
物の怪に憑かれたこどもを持ったお母さんは
不必要なほど過保護になるか拒絶するかの
どっちかが多いんだ
僕のママは拒絶するほうだった
体中で拒絶してた
僕を見ないようにしてた
それでも、いつもイライラして
ヒステリックにいつも何か叫んでた
今思えば 壊れちゃってたんだね
紅葉、
紅葉の父親 (1st Season 14話)
ママがダメになってしまうかもしれないんだ
でも、紅葉のこと忘れたら
治るかもしれないんだって
紅葉にはとてもつらいと思うけど
パパがその分
いっぱいいっぱい愛してあげる
紅葉も、ママを愛しているなら
ママを助けてあげよう
そして僕は
草摩紅葉 (1st Season 14話)
ママの記憶から消えちゃった
ママはぐんぐん元気になったよ
2ヶ月後には笑えるようになっていたんだ
僕は…
僕は、ママを助けてあげられたのかな
だけど、僕は思うんだ
僕はちゃんと思い出を背負って生きていきたいって
例えば、それが悲しい思い出でも
僕を痛めつけるだけの思い出でも
いっそ忘れたいって願いたくなる思い出でも
ちゃんと背負って 逃げないで頑張れば
頑張ってればいつか
いつかそんな思い出に負けない僕になれるって
信じてるから 信じていたいから
忘れていい思い出なんて
一つもないって思いたいから
だから…
だから本当は
ママにも忘れてほしくなかった
頑張ってほしかった
だけど、これは僕のわがままだから
ヒミツだよ
父親が死んで 母親も死んで
草摩由希 (1st Season 14話)
それでどうして
どうして暗い影を落とさず
いつも笑顔で明るくいられるのだろう
事故当日のことは覚えてる
授業中、教師に呼ばれた彼女は
少し会話をした後
教室から飛び出して行った
友人二人も彼女の後を追い
教室は一時騒然とした
そんな中
身内の人間が事故にでも遭ったのかな
そんなことをぼんやり考えていた
そんな、ぼんやりとした意識の存在でしかなかった
本田透という人間は
なのに 今 こうして
同じ家に住んでいて
近くにいて
一緒に笑っている自分がいるなんて
不思議だ
終わったんだよ 俺と佳菜は
草摩はとり (1st Season 15話)
もうやり直すことはない
一緒にいても寂しくなるだけだ
もう
何も知らず過ごしたあの日の二人にはなれない
負い目や引け目は消えない
染みのように広がって
佳菜の心を疲れさせるだけ
病んでいくだけ
愛情が消えたとは思いたくはない
でも、そばにいてほしいとは思わない
会う気もない
今はもう 祈るだけだ
幸せに…
納得いかないね
草摩綾女 (1st Season 15話)
僕はとりさん派の人間だから
偏った意見であるのを承知ではっきり言うが
僕は納得いかない
佳菜くんはずるい
だって佳菜くんは、全部忘れて幸せ掴んで
とりさんだけが、嫌なこと全て背負わされてる感じだ
とりさんだけ、置いてけぼりくわされてる感じは否めない
とりさんは優しすぎる
そこがとりさんの良いところではあるが
とりさんは優しすぎる
そんなことだから
いらぬ苦労ばかりしてしまうのだ
佳菜くんとやり直せとは言わないよ
その代わり、きっぱり断言させて頂こう
僕はね、とりさん
とりさんには佳菜くんよりも
二千倍近く幸せいっぱいになってもらいたいのだよ!
16話~20話
居心地わるくて当たり前なんだよな
魚谷ありさ (1st Season 17話)
こういう空気 あたし知らねぇもん
持ってねぇもん
だから なんか自分だけ除け者みたいで
居心地が悪い
でも
知ってたってどうせ
お前なんか親じゃないとか 死ねとか
平気な顔で言うんだ
もしもあのクソ親父が夕飯作って待ってたとしても
帰らねえとか クソまずいって食べなかったり
そういうことを平気な顔でするに決まってるんだ
だったら結局持っていようが持ってなかろうが何が違う
一緒だろ
一緒のはずだろ
なのに嘘だろ
羨ましいとか 欲しいとか
思うなんて
夕闇迫る街
魚谷ありさ (1st Season 17話)
夕餉の香り
光りの灯る家
友達にバイバイと言って帰る家
帰りを待つ人
微笑んで迎えてくれる 優しい人
あたし
もしかして寂しかったのかな
もう
もうずっと前から
寂しかっただけなのかな
他愛もない時間
でも大切な時間を
求めていたのかな
痛い目見て
本田今日子 (1st Season 17話)
迷惑かけないと分からない気持ちだってあるさ
人生の底まで堕ちて
初めて分かる気持ちだってあるさ
綺麗なものに反発して
でもドロドロになって初めて
綺麗なものが恋しくなったりもするさ
痛みには優しさが必要で
暗闇が目立つにはお日様が必要で
どっちも馬鹿にできない
どっちも無駄なものじゃない
だから、躓いて間違っても
それは無駄じゃないさ
無駄にするもんかって思ってれば
きっと自分を育てる肥やしになるさ
変わりたいって思った
魚谷ありさ (1st Season 17話)
初めて自分からそう思った
もうこんな自分はやめだ
変わりたいって
だって だってあたしは
「今日子さん あたし
あたし透の 親友になりたいんだ
透が自慢に思ってくれるような
そういう親友になりたいんだ」
そのためなら自分を変えたいって
変えていきたいって思ったんだ
今日子さんには会えない もう
魚谷ありさ (1st Season 17話)
でも遺してくれたものがある
たくさんの言葉や心
そして透
みんなみんな
あたしを育てる肥やしになるから
言えないです
本田透 (1st Season 18話)
いじめられてるなんて
やっぱり言いづらいです
私も言えなかったです
でも、しばらくたって知られてしまって
その時、何やら私はバカみたいに謝ってしまって
なにかとても情けなくて
いじめられるような自分が情けなく思えてきて
それをお母さんに知られたのが恥ずかしくて
もし嫌われたらどうしようと考えたら怖くて
だから
お母さんに「大丈夫だよ」
って言ってもらえたとき
とても安心したです
恥ずかしくなんてないって言ってもらえて
とても安心して また泣いてしまったです
杞紗さんも 同じ気持ちなのかもです
嫌われたくなかったんですよ
お母さんが大好きだから
言えなかったんですよ
怖くて
草摩由希 (1st Season 18話)
そんな自分を知られたくなくて
必死に虚勢を張って隠そうとして
そんな自分がもっと情けなくて
恥ずかしくて
いつも 弱い自分が恥ずかしくて
草摩由希 (1st Season 18話)
でも 大丈夫だよって言ってほしい
それはきっと
強くなりたいと願う勇気に
支えになってくれるから
笑われるだけの自分
草摩由希 (1st Season 18話)
そして臆病になっていく
なにも言えなくなる
それがまわりをイラつかせると分かってても
目の前が真っ暗になる
窒息していく
心が 言葉が 死んでいく
弱いことが良いことなんて思わないけど
草摩由希 (1st Season 18話)
強ければ良いとも思わないんだ
社会は弱肉強食ってたまに言うけど
俺達は動物じゃなくて人間だよ
十二支の俺達だって
人間だよ
俺…
草摩由希 (1st Season 18話)
俺も
杞紗みたいに
話さなくなった時が あるよ
原因は 少し違うけど
でも 自分が恥ずかしくて
嫌いだって気持ちは
似てると思う
自分を好きになるって
草摩由希 (1st Season 18話)
それってどういうことなんだろう
良いところってどうやって探すものなんだろう
嫌いなところしか分からない
分からないから嫌いなのに
なのに無理やり探しても
こじ付けみたいで空しい
そうじゃないんだ
そういうことじゃないんだ
誰かに 好きだって言ってもらえて
初めて自分を好きになれると思うんだ
誰かに受け入れてもらえて初めて
自分を少し許せそうな
好きになれそうな気がしてくると思うんだ
だめ
草摩杞紗 (1st Season18話)
だめ…ちゃんと頑張らなきゃだめ
もっと どんどんダメな人間になっていく
仲直りできなくても 無視されたままでも
ちゃんと頑張らなきゃ だめ
図太くていいじゃないですか
本田透 (1st Season 19話)
だって だって人は生きているから
生きているからこそ
そうやって泣いたり悩んだり喜んだり
見つけようとしているのですよ
きっと心の中で見つけ出そうとしているのですよ
生まれた理由を 自分の力で
だって
初めから理由をもって生まれてくる人なんて
いないのかもしれないって
自分で見つけ出して
自分で決めるものかもしれないって思うから
例えば夢や 仕事や 誰かの中に
自分で見つける理由は曖昧で
不確かで 不安定かもしれないけれど
なくしてしまうこともあるけれど
生きている限りはやっぱり理由がほしいです
ほしいです 私も
それでできれば
できることならやっぱり私は
誰かの中に見つけたいです
誰かのために生きられるような自分に
だから そう
だから良いんですよ
きっと図太くたって
だって図太く生きていたら
いつか誰よりも一緒にいたいと願ってくれる人に
会えるかもしれないですから
大好きで
草摩燈路 (1st Season 20話)
大好きだって気持ちを貫きたくて
あの人にもそれを分かってほしくて
なのに 俺はずるい
大怪我させといて
杞紗に何も言えなくて
あの人にも言えなくて
なんで…
なんでこんな
ガキなわけ 俺
何もできないくせに
ガキのくせに
ひょっこり現れたこいつに嫉妬までして
最悪だ こんな自分
こんなガキな自分
死ぬほど嫌なのに
こんなんじゃなくて
もっと もっと
立派な大人になりたいのに
自分はまだ子供だと
本田透 (1st Season 20話)
自分自身で認めるのは
とても怖くて 避けてしまう人も多いって
お母さん言ってました
だから
だからちゃんと認めることができる人はとても
勇気を持っているって
燈路さんは何もできなくないです
杞紗さんを守る素敵な王子様になってゆけます
だって燈路さんの胸の中にちゃんと
勇気があるのですから
21話~25話
好きなら
花島恵 (1st Season 21話)
何を言っても許されるなんて
思ってはいけない
好きなら
何をしても許されるなんて思っているなら
反省したほうがいい
一方的に高まった愛情をぶつけると
相手の重荷になったり
傷つけてしまうこともあるのだということを
忘れてはいけない
相手の気持ちを尊重し
思いやる心を忘れてはいけない
でないと
仕舞いには嫌われてしまうよ
咲
花島恵 (1st Season 22話)
どうして
咲はいつも黙ってるの
いじめだって
どうして黙って受け続けてるの
当然の報いって思ってるの
咲にとって
人は罰を与える存在で
それ以上でもそれ以下でもなくて
一生そうやって生きていくつもりなの
じゃあ俺は祈るよ
咲が、一生そうやって
ひとりぼっちでいて良いはずないから
この世界に
人が溢れるこの世界に
咲を大切に思ってくれる人が
ひとりもいないなんて
そんなことあるはずがないから
だから 会いに来てください
遠い国にいるのなら
飛行機に乗って
早く できるだけ早く
咲の目の前に現れてください
あの頃
花島咲 (1st Season 22話)
帰る日 見上げる空は
震えるくらい寂しく見えた
不思議
いつのまにか優しく見えて
伸びてゆく影がひとつじゃなくなった
それだけのことなのに
たった それだけのことなのに
一緒…にいたい
一緒にいたい
人間ってさ
本田今日子 (1st Season 22話)
他人を求めずにはいられないんだよ
たぶん
たぶん、どんな人に虐げられても絶望しても
家族にどんなに愛されても
やっぱり 他人に受け入れてほしくなるんだよ
きっとさ
それに
それに親って
子供が幸せそうにしてたらさ
それで本当に十分なんだよ
だからさ
あんたたちもいつかさ
それぞれ別の道を歩き出すとしてもさ
薄情とか 寂しいとか
そんなことないよ
続いていくものは
きっと 必ず あるはずだから
変わっていないね
草摩籍真 (1st Season 24話)
お前はこれからもそうして生きていくのか
耳を塞ぎ 目を閉じ
由希を憎むことで全てを覆い隠し
そんな形でしか自分を保っていけないのか
そして、そして死んでいくのか
たったひとりで 祖父のように
お前は言ったな ここが嫌だと
草摩籍真 (1st Season 24話)
だが違う
お前は逃げようとしているだけだよ
ぬるま湯と称したあたたかいものが
自分を癒していくのが分かる
だが 本当のことを
本来の姿を知られたくはない
知られて失うのが怖い
その曖昧な状況から
お前は逃げようとしているだけなんだよ
いっそ失うなら
草摩夾 (1st Season 24話)
もうこれ以上ないってくらい
傷つけて ダメにしてやる
こいつが二度と気に病まずに済むくらい
振り向く気にもならないくらい
ダメにしてやる
もう嫌なんだ
失うのも
同情されるのも
惨めな気持ちになるのも
押し付けられるのも
でもこれからは
ちゃんと分かっていきたい
これからは夾くんが私の弱音を
ちゃんと聞いてくださるように
夾くんの弱音も私に聞かせてほしい
つらいことも 怖いことも弱いことも
ちゃんと教えてほしい
悩ませてほしい
一緒に一緒に暮らしていきたいから
本田透 (1st Season 24話)
ごはん食べたり
勉強したり
悩んだり
そんな風にこれからも一緒に
一緒に過ごしたいんです
俺が
草摩夾 (1st Season 25話)
俺が怒るとでも思ったのかよ
俺に呆れたかよ
世話ばっか焼かせてごめん
ガキみたいに甘えて
道場に帰るとかそんな
師匠を逃げ場所みたいにしてごめん
でも、俺はこんなだけど
まだこんなだけど
でもいつか
いつかはちゃんと一人で立って
歩いていけるようなやつになるよ
傷付けたり重荷になったりしないで
師匠が 師匠が
俺の親父なんだって言えるような
そんなやつに 俺はなる
本田さん
草摩由希 (1st Season 25話)
俺、前よりネクタイの結び方
マシになってきたんだ
野菜を枯らす回数も減ってきたし
他人とも前より会話をしてると思う
そんなの他愛もないことだけど
でもそうやって
苦手にしてたこともやっていこうって
少しずつでも
そうやって変わっていけたらって
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