フルーツバスケット -2期名言-

13話~15話 (page.5)

濃いんだか薄いんだか
尖ってるんだか凹んでるんだか
よく分からないメンバーだ

この上に立たなきゃいけない…のか?
できるのか?
俺に

草摩由希 (2nd Season 13話)




正直しんどい
こいつと一緒に行動するのは
兄さん属性ってこともあるけど
似てるんだ、少し
あいつにも

彼の周りには自然に人が集まってくる
俺にはない光を放ってるみたいで
眩しくて 消されてしまいそうで

草摩由希 (2nd Season 13話)




あるよ!
意味超重要だよ
やだな直
学園防衛隊の自覚ゼロ?
おいおい頼むよマジで

真鍋翔 (2nd Season 13話)




まぁまぁ
ともかくピンクは公ね

不当!?どこが?
真知だってイエローの方が良いって言ってるもん
ね?ほら
三食カレーでも平気って言ってるもん
ねぇ?

藤堂公 (2nd Season 13話)




ねぇ
今日は本田透って子と一緒に帰んないの?
ひそかに有名なんよあの子
ゆんゆんと仲良いから
どういう関係?好きなの?
あの子のこと

うーん
いやぁ
だったら切ない恋だったりするのかなぁって
だってほら、オレンジの夾だっけ?
ゆんゆんの従弟の
あいつがあの子の恋人っぽく見えるからさ

当たり?当たった?やっぱし?
だよなぁ
だってなんか夾ってやつの方が
幸せそうだもんなぁ
ゆんゆより

真鍋翔 (2nd Season 13話)




じゃあ 俺は不幸?
楽しいか?
こっちの方が幸せだとか
こっちの方が不幸だとか
そんなこと天秤にかけて
他人と比べて
そんなことで優劣を決めて
決められて楽しいかよ!
嬉しいかよ!!

草摩由希 (2nd Season 13話)




分かってんだよ!
俺がそういうやつなんだよ!
そうだよ
今のは俺に向かって説教かましたんだよ!
悪かったな!!

───
すぐ他人と比べようとして
劣等感に負けそうになって
自分が消されそうになるんだよ

そうだよ
会長に相応しいのだって
本当は俺なんかじゃなく
こいつの方なんじゃないかって
もうひとりの俺が耳打ちするんだ
すぐ弱い考えに逃げようとするんだ


そうだな
キレたのは俺の方だ
ごめん

草摩由希 (2nd Season 13話)




一番の問題児は俺だ
俺にとっての悪は
そんな俺自身だ
俺が戦うべき敵は
いつだって俺の中にいる


草摩由希 (2nd Season 13話)




なぁ
どこに立てば
俺にも同じもんが見れる
同じ目線で 傷付ける前に
同じ気持ち理解できる

びっくりしちゃった
同じようなこと言うんだもん
あいつと
びっくりして
むかついちゃったよ

だってさ
いいよなぁ
いいなぁ 由希は
分かってさ

俺も言いすぎた
ごめん
いくらなんでも学習能力なさすぎ


真鍋翔 (2nd Season 13話)




なんの衒いもなく
つぶやいたりするから
なんだか泣きたくなって
こらえることに必死になってた

こんな風に
喧嘩をしても通じ合う何かがあるのだとしたら
一緒にいるのも悪くないかもって
思い始めていたんだ

草摩由希 (2nd Season 13話)




リンは口が悪いから
傷付くこともズバズバ言う
だけど自分を守る言葉も使わないから

草摩潑春 (2nd Season 14話)




由希ー!
春ー!
遅いのよー!

草摩紅葉 (2nd Season 14話)




リン
俺、思い出したことがある
俺がまだあの部屋にいた頃
春と二人で訪ねてきたことあっただろ
決まってリンが帰るって言いだして

だけど リンはそう言って出ていくと
必ずってほど誰かが
部屋を窺いに来ていた気がするんだ

今思えば
あの頃俺の部屋に入るの
慊人が許すはずないんだ
でも春は会いに来てくれた
リンは そんな春を守ってたんだろ
誰かが近づく気配がしたら
すぐ分かるよう じっと見張って
春が怒られたりしないように

あの頃は分からなかったけど
今も リンは今も
何かから春を守ろうとしてるんじゃないのか

草摩由希 (2nd Season 14話)




お前 なんでぐれ兄の家に
住めることになれたか知ってるのか

春が頼んだんだよ
あそこから出してやってくれって
由希を助けてやってくれって

その時「先生って呼ぶならいいよ」って
ふざけて言ったぐれ兄の言葉を
春はバカみたいに守り続けてる

でも 一番のバカはお前なんだよ
バカはバカらしく
学校生活でもなんでも
呑気に過ごしてればいいんだよ!
二度と私にかまうな
くそったれ!

草摩依鈴 (2nd Season 14話)




ほんとに 俺はいらないんだ
そっか じゃあもういいや
俺もう死んだっていいや

草摩潑春 (2nd Season 14話)




嘘に決まってるだろ
死ぬなんて

リン

なんにも分かってなかったのか

リンのことはみんな分かってたつもりでいて
一番、
一番大切な声を
聞き逃してたのか

リンはまだ
あの日のまま立ち上がれないでいるのか
ひとりで

草摩潑春 (2nd Season 14話)




由希
リンのことは
俺がしっかりやんなきゃいけないことだと思うから
由希がそんなに気に病まなくていいよ

由希だって
しっかりやんなきゃいけないこと
他にあるだろ
例えば生徒会とか

そういう新しいことやるの
本当に良いことじゃないかなって
俺は思う

草摩潑春 (2nd Season 14話)




そうか?
そうなのか?
そんなことでいいのか?
自分のことを優先して
もっと優先するべきものがあるんじゃないのか

自分一人の力で今
立ち上がれているわけじゃないのに
なにも返せていないままで
自分のことを選ぶのか?

草摩由希 (2nd Season 14話)




なんで迷うの?
由希は、弱いね
由希は、優しいね

迷うなよ
やってみなよ
由希がほんとに望む場所を
見つけてきなよ

草摩潑春 (2nd Season 14話)




そういう由希だから
分かってもらえる人が
見つけてもらえる人が
待ってる気がする

これからも
がんばれ

草摩潑春 (2nd Season 14話)




立ち上がれないんだ
自分一人の力では進めないんだ
先へ

自分一人の力では

草摩由希 (2nd Season 14話)




こんなにも
言葉がなんの意味も持たず
力もなく
届かないまま
死んでゆくというのならば
もう二度と言葉になんかしたくないって
思ったんだよ

草摩由希 (2nd Season 15話)




頼りになる人だよ
兄さんは
そりゃめちゃくちゃなところも多いけど
ろくでもなくなんか ないよ

草摩由希 (2nd Season 15話)




分からないかい?
由希はね
やり直すチャンスをくれたんだよ
あなたに対しても
無だったものが有に転じ始めているんだよ
分からないのかい
今のあなたは まるで昔の僕みたいだ
どれほど大切なものを踏み荒らし
生きてきたか 気づかずにいる

草摩綾女 (2nd Season 15話)




うちの母君は面白い人だろう
お金や地位が好きという
一風変わった感性の持ち主なのさ
しかしこの僕の天性な王の気質に
全く順応できずにいるのは
不幸と言わざるを得ないねぇ
母親なのにね


だからこそ
母君の期待は
根こそぎ由希に行ってしまった
後悔が先に立ってくれればいいのに

草摩綾女 (2nd Season 15話)




この人は
こんなに小さな人だったろうか
肩もこんなに細く
子供の頃はあんなに大きく感じていたのに
この人に見放されたら
突き放されたら
全てが色を無くして
全てが終わると思っていたんだ

草摩由希 (2nd Season 15話)




俺は
生きてて
この世界で生きてて
参加したくて
参加するためには努力だって必要で
努力をしたいって思って
その結果があなたには
気に入らないものになるのかもしれないけど
俺にとっては誇りになるように
だから まだ決めつけないでほしい
勝手に俺の人生を決めつけて
終わりにしないでほしい

進学はするよ
でも、どこを受けるかは
自分で考えて見つけるから

草摩由希 (2nd Season 15話)




雨が止んでも
風は少し肌寒くて
冬は来るのだと知らせてる
でも 胸が温かいのは
光りが確かに灯った証

吹けば消えそうな
ちっぽけさだけど
確かに灯った証

本田透 (2nd Season 15話)




     
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